全州(チョンジュ)観光地 - 韓国オプショナルツアー、ソウルツアー、韓国、韓国文化体験、韓国旅行、語学研修
SEOULTOMO ソウル観光地
韓国觀光地

全州(チョンジュ)観光地

全州(チョンジュ)

エリア  全羅北道 カテゴリ  全羅北道

全羅北道(チョルラプット)に位置する全州(チョンジュ)はソウルから南に約230kmのところにあり、朝鮮王朝発祥の地で1200年以上もの歴史があります。周りを東・南・西部を山に囲まれた盆地で、その肥沃な湖南平野に穀倉地帯が広がり、昔から食文化が発達してきました。韓国料理としてお馴染みのビビンバ、コンナムルクッパなども全州生まれの料理です。また全州は67の文化財をはじめ、有形・無形文化財や名所が点在し、歴史の街として知られています。

見所ポイント
全州韓屋村
全州市の慶基殿(キョンギジョン)前の一帯にある、昔ながらの韓国伝統家屋が残る韓屋村です。実際に人々が暮らしながら韓屋を保存しており、700余りの韓屋が寄り添うように集まっています。韓屋村内にある全州工芸品展示館、伝統酒博物館や伝統文化センター(公演場)などでは、文化体験もできます。 1977年に国から韓屋保存地区に指定され、現在では全州を代表する観光名所の1つとなっています
韓屋村見学スタート!
まずは案内所で日本語の地図をもらい、ハングルで「全州韓屋村」と書かれた大きな石のモニュメントの前で記念撮影。韓屋村に入ると大きな扉に「立春大吉」と書かれた紙が貼られているのをよく見かけました。土壁の風合いが素朴で、少しソウル北村韓屋村の雰囲気に似ているようでした。メイン通りへ行くまでに所々休憩場所があり、道の脇には小川が流れていてとても涼しげでした。メイン通りは思ったより都会で仁寺洞を少し大きくした感じにも思えました。道は迷路のようで何度も同じ道を通ってしまいました。何度も同じ道を通りながらゆっくり見学ができたおかげで、昔ながらの佇まいを残している韓屋と、現代の建物がその風情を生かし.ながら街が造られていることが実感できました。お昼前に到着した私たちは、さっそくビビンバを食べに行くことにしました。ビビンバ発祥の地だけあっていろんなところにビビンバのお店がありました。友達と2人でユッケビビンバと石焼ビビンバを注文したんですが、食材の味を生かしたビビンバで、今まで食べたことのないような味に感動しました。お腹を満たし、メイン通りから見ても目立っていた「慶基殿(キョンギジョン)」へ
慶基殿(キョンギジョン)
朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンゲ)を描いた肖像画を奉安するために、1410年に建てられた建物です。慶基殿には正殿(チョンジョン)のほか、朝鮮王朝の実録を保管した全州史庫(チョンジュサゴ)、朝鮮第8代国王である睿宗(イェジョン)大王のへその緒と胎盤を保管・埋葬している胎室および石碑などがあります。ドラマ「宮(クン)~Love in Palace~」で主人公達が住んでいた宮殿の裏庭はここで撮影されました。
自然と伝統家屋の調和が素敵!
赤と緑で装飾された建物が周りの木々たちと調和して存在していて、日本の伝統家屋とはまた違う雰囲気を醸しだしていました。 同じ敷地の中には、朝鮮時代の両班(ヤンバン)屋敷、蔵、庶民の家などを再現したスペースもありました。そこでは、役人の宿舎や祭祀のときに使う道具や食器類を保管する倉庫、井戸や馬小屋などの施設が再現されていて、実際にそれらを体験できるようになっていました。脱穀をするための木でできた大きな農機具を使ってみたんですが、器具自体がとても重く、1回1回力が必要で、昔の人はこれをどれだけ続けていたんだろうと唖然としました。それと同時にそのような農機具を考え出した人はすごいなぁ。と思いました。トゥホ(投壺)という壺の中に弓を投げ入れて遊ぶ韓国伝統の遊びもやってみたんですが、これがかなり難しくなかなか入れることができませんでした。隣で挑戦していたカップルも入れられなくて、どんどん壺に近づいて投げ入れていました。途中で御真博物館に入って、ハングルを作った世宗(セジョン)大王などの5枚の肖像画などを見学し、王様が座っていた椅子に座って王様気分になって記念撮影をしました。見学を終えるころになると、中学生の集団が訪れていて、社会見学にも使われる場所なんだろうなぁ。と思いました。次は 慶基殿(キョンギジョン)のすぐ目の前にある赤レンガ造りの「全州殿洞聖堂(チョンジュチョンドンソンジャン)」へ。
全州殿洞聖堂(チョンジュチョンドンソンダ
韓国最初の殉教者を称えるために1914年に造られた聖堂で韓国で最も美しい建物だと言われており、湖南地方の西洋式近代建築物の中でも規模が大きく、歴史のある建物の1つとされています。目の前の慶基殿からも聖堂を見ることができ、韓国と西洋の調和を楽しむことができます。

外観だけでなく聖堂の中も見学することができました。聖堂の中はテレビなどでしか見たことのなかった私は、聖堂に入った瞬間何とも言えない緊張感に襲われました。とても高い天井や、ステンドグラスから差し込む光によって独特の雰囲気を漂わせていました。実際に椅子に座りお祈りをしている人もいました。
梧木台(オモッデ)
朝鮮王朝を建国した李成桂(イ・ソンゲ)が、1380年南原荒山(ナムォンファンサン)で外敵を打ち破った帰りに立ち寄って宴会を開いた場所だと言われています。梧木台には靴を脱いであがることもできるので、散策の休憩がてら立ち寄ってみるのもいいかもしれません。また梧木台の横には梨木台(イモッデ)の碑閣があり、ここは李成桂の高祖父にあたる李安社(イ・アンサ)が産まれた場所だと伝えられています。梧木台・梨木台ともに、全羅北道(チョルラプット)記念物第16号に指定されています。
梧木台からの眺めは?
全州韓屋村の石碑の横にある山道を上っていくと梧木台に到着します。 梧木台を見に行くというよりは、そこからの韓屋の瓦の景色を見に山を登るような感じでした。頂上から見る韓屋の瓦の景色は、寄り添い合う韓屋の独特な黒色の瓦が波打つように見え圧巻でした!少し目をそらすと現代の街並みがあり、また目を韓屋村に戻すと昔の街並みが。。これは全州韓屋村でしか味わえない感覚だと思います。個人的には、梧木台まであがる途中の道から見る景色もとても綺麗でした。
伝統茶を初体験!
集合時間まで少し時間が余り、カフェに入って韓国の伝統のお茶を飲むことにしました。柚子茶しか飲んだことのなかった私は、せっかく全州まで来たということで、人生で初めて五味子茶(オミジャチャ)を飲んでみることにしました。五味子茶は名前の通り、甘み・酸味・苦み・辛み・塩味の5つの味をあわせもっていて、その日の体調によって感じる味が違うとのことでしたが、この日の私はとても甘く感じおいしかったです。苦いのはちょっと嫌ですね。。


全州(チョンジュ)
住所
全羅北道(チョルラブット)全州市(チョンジュシ)完山区(ワンサング)校洞(キョドン)65−5
전라북도 전주시 완산구 교동 65-5
電話番号
063-281-2553
運営時間
日本語
マイページに保存 韓国観光情報TOP