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梨花洞(イファドン壁画村
WRITTEN BY : KEI
体験レーポート一登録日時 : 2012-10-24
カテゴリー : 体験記事
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劇場が多く集まる演劇&アートの街、大学路(テハンノ)。そんな大学路駅から徒歩5分のところに位置する梨花洞(イファドン)は、ソウルで数少なくなったといわれる「タルトンネ」の一つです。タルトンネとは直訳すると月の村という意味で、月に届きそうなところにあるという事からこう呼ばれ、裕福ではない人達がひっそりと暮らすエリアと言われていました。今でも趣きのある魅力的な街並みが残されています。数多くの芸術作品が展示されていたり、家の壁などに壁画が描かれており「路上美術館」と呼ばれています。誰もが気軽に芸術作品に触れることができる村には、約70人の作家と、子どもからお年寄りまでの住民による約80個もの作品が、村にキャンバスを広げたように展示されています。ここではJYJのユチョンが主演のドラマ「屋根裏部屋の皇太子」が撮影されたことでも有名です。他にも「コーヒープリンス1号店」や「華麗なる遺産」なども撮影されました。

恵化(ヘファ)駅2番出口を出て反対方向に進んで行くと、左手にマロニエ公園が見えてきました。マロニエ公園では週末になると、展示会やパフォーマンスなど様々なイベントが開催され、とても賑わいます。デートスポット,子どもの遊び場としても定番の場所です。マロニエ公園を通り過ぎ韓国放送通信大学の手前の路地に入り進んで行くと、おしゃれな小さなカフェがいくつか見受けられました。ここは上り坂だらけ!普段運動をしない私はゼエゼエ息切れ...芸術作品を見るためにもう一踏ん張りして坂道を上って行きました。坂道を上りきる手前、 駱山(ナクサン)公園の入口が見え始め、両脇に壁画が登場し始めました。

▽ 駱山(ナクサン)公園
2002年に開園した「駱山公園」は、約46,114坪の広大な敷地と豊かな自然に恵まれ、散歩コースや遊具,売店まで揃っており、市民の憩いの場として親しまれています。24時間運営されているため、散歩や運動,デートなどを目的に毎日多くの人が訪れます。「遊び広場」からはNソウルタワーやソウルの夜景を眺めることができ、史跡第10号に指定されている城郭があるのも「駱山公園」の特徴です。

駱山(ナクサン)公園の目の前の道路沿いには、人の形に作られたいくつかの作品がありました。お父さんと息子と犬,踊る男女,彼をみつめる彼女など、ユニークな作品ばかりでした。私が訪れたときは夕方だったんですが、沈んでいく綺麗な夕日と作品が重なり、日中には見ることのできない、綺麗な情景をみることができました。これは室内美術館では見ることも感じることもできない体験です。そこから見る景色は、Nソウルタワーから見下ろす景色とは違い、それぞれ個性を持った家屋を見ることができ、夕日が沈んでいく中、夕日に照らされた家屋を見ているとなぜか心が穏やかになりました。

また少し進んで行くと「屋根裏部屋の皇太子」に出てきた壁画が!やはり観光スポットなのか、外国人観光客の姿も多く見られました。壁画の前に自動車が止まっていて、全体の綺麗な写真を撮ることができなかったので残念。そのときはわからなかったんですが、あとからよくよく考えてみるとユチョンが壁画遊びをしたベンチの絵があったことに気がつきました!ショック!かわいい白い犬が窓から覗いている絵の前では、絵だと分かっていても近づいて触ってみたくなるくらいでした。途中で壁画村の住人と、何回かすれ違ったりあいさつを交わしたりしましたが、顔がとても平凡で穏やかに見え、そんな人たちが住む綺麗な壁画村に、所々目に見える落書きが残念に思えるほどでした。

いろんな色の花が描かれた階段は「屋根裏部屋の皇太子」で、パク・ハの後ろをイ・ガクがこっそりついて行ったときに座った階段です。梨花洞(イファドン)で1番の人気スポットのようで、次から次に人が訪れ、カップルで一緒に写真を撮ったり、花の前で写真を撮ったり、それぞれいろんな撮り方で記念を残していました。下から見ると綺麗な花の形に見えるのに、上から見たりすると形が崩れてしまうので、1つを描くのにどれだけ計算をして、どれだけ時間がかかったんだろうと、作品を描いた人に拍手を送りたくなりました。

作品をみながら歩いていると、絵が得意ではない私でも壁に絵を描きたくなるような不思議な気持ちになりました。目立たない所にまで作品が展示されていたりするので、2回目に行くときと感じることも違うんだろうなぁと思いました。カメラを片手に宝物探しをするように、街のあちこちに隠れた美しい壁画などを、ワクワクした気持ちで探してみるのも楽しそうです。歩きつかれたときは、駱山(ナクサン)公園でゆっくり時間をすごしてみるのもいいですね。次に行くときは、かわいいカフェや雑貨屋もあるのでそこで売られている小物なども見てみたいです。
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コンジアム樹木園
WRITTEN BY : 西迫桂
体験レーポート一登録日時 : 2012-09-28
カテゴリー : 体験記事
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スキー場でよく知られている「コンジアムリゾート」の同じ敷地内にある樹木園。利用期間が5~11月と限定されている園内には、20個の庭園があり、国内自生植物または導入植物を約3700種を収集して展示しています。コンジアム樹木園だけの差別化された特徴は「コケ園」と「ホタルの光園」です。30種のコケを見ることができ、夏の夜空を飛び回るホタルの光と一緒に童心に返ることができます。花や葉の色が美しい5つの植物を特性化して、季節によって多様な姿を見ることができます。散策コースは「家族コース」「四色コース」「健康コース」「恋人コース」の4つの推薦コースがあり、誰と来ても楽しめるようになっています。モノレールもあるので、モノレールに乗りながらも大自然を楽しめます。樹木園はドラマ「ラブレイン」のロケ地として多く使用され、ドラマで使用されたセットがそのまま残されています。

午前9時にソウルの蚕室(チャムシル)を出発して約1時間ほどで「コンジアム樹木園」に到着!チケット売り場へ行くまでにスキー場を見渡すことができ、その敷地の広さに驚きました。ソウルからも近いので冬はここにスキーをしに来てみたいです。

チケット売り場でチケットを購入後、園内に入ることができます。料金は満18歳以上は5000ウォン、中・高校生は4000ウォン、満3歳以上~小学生・満65歳以上は3000ウォンです。満3歳未満は無料入場ができます。さっそく目に飛び込んできたのが鯉がたくさんいる池です。緑が池に映りとてもきれいでした。入口から1番近いところにある建物に入ると1階にはカフェ、2階にはドラマで使われた「展示温室」でした。

「展示温室」
大人になったユニが樹木治療師となり樹木の手入れをするシーンなどで使われたこの場所は、植物も多くありましたがいろんな形の鳥の巣箱もあり、温室というより鳥の巣箱の展示館みたいな感じでした。ドラマでのシーンを思い出しながらあっちの写真を撮ってみたり、こっちの写真を撮ってみたり...大好きな「キム・ヨングァン」が立っていた場所はしっかりと写真に収めました!「展示温室」の外にはベンチがたくさんあり、イナとユニが一緒に座ったベンチもあるみたいでしたが、どれかわからなく断念...

「ユニの家」を探しにもっと上へ上っていくことにしました。途中で植物の管理をしているおじさん(お兄さん?)に道を教えてもらい、植物や昆虫などを観察しながらさらに登って行くと、小さなかわいいレンガの家が目にとまりました。

「ユニの家」
ここはユニの家としてドラマで使われたセットで実際に入ることもできました!外見だけでなく家の中もかわいい家具だらけで、家具や小物が1つ1つ細かく配置されていてセットとして放置しておくのがもったいないくらいでした。ドアがいくつかあったんですが、開けようとしても開かない偽物のドアでセットであることが実感できる瞬間でした。壁には俳優陣たちのサインが展示されていて「キム・ヨングァン」のサインも!こちらもしっかり写真に収めてきました!もちろん全員のサインもです!全員ここにきたんだなぁとなんだか嬉しくなりました。

家の前で記念撮影をして、次は坂道を下ります。上っているときの景色とは違い上のほうから見る景色はまたもや絶景!頂上まで行かなくても園内を見渡すことができ、その美しさと新鮮な空気に心が癒されました。さっき教えてもらった道をたどって山道のような細い土の道を通りぬけるとあの橋が!

「約束の橋」
この橋では、イナの息子である「ジュン」とユニの娘である「ハナ」が両親のことは考えず、ただお互いの気持ちを確認し合った場所です。橋の入口には「にここで約束を交わしてみてください」という日本語でかかれた掲示板がありました。実際ここで約束を交わす恋人も多いそうです。私もそんな人がいたらなぁと、とぼとぼ橋の中央へ。見渡すと山の上から流れてくるきれいな水の流れや木々を見わたすことができ、少し寂しくなっていた私の心を一気に晴れやかに!自然の力ってすごいですね!もう少し時間がたてば木々の色が変わり紅葉でいっぱいになるこの場所で約束を交わせば、その約束はその景色と一緒で絶対忘れられないだろうなぁ。という考えまでよぎりました。恋人でなくても友達や家族とこの橋で約束を交わして、旅の思い出にするのもいいと思いました。

橋からはモノレールの道が見えるのですが、上の方まで歩いて上がるのは少ししんどいという方は、是非こちらのモノレールに乗ってみてください!モノレールでゆっくりと上りながら自然を満喫できっちゃいます!モノレール利用料金は、満18歳以上が3000ウォン、中・高校生・満3歳以上~小学生・満65歳以上は2000ウォンでご利用できます。
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ドラマ「ラブレイン」ロケ地in大邸
WRITTEN BY : KEI
体験レーポート一登録日時 : 2012-09-28
カテゴリー : 体験記事
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ドラマ「ラブレイン」の1970年代のシーンのほとんどが撮影されたという大邸に行ってきました!まず向かったのは啓明(ケミョン)大学「城西(ソンソ)キャンパス」です。

▽城西キャンパス
大学の敷地はとても広く、私が通っていたソウルの大学とは比べものにもならないくらいでした!ただ広いだけでなく道や木々の管理がきちんとされていて、とてもきれいな大学でした。もし私が大邸に住んでいたら「城西キャンパス」に通うと思います。まずイナとドンウクがテニスの試合をしたテニス場へ行ってみたんですが、工事中でドラマの雰囲気ともまったく違っていてとても残念でした。イナとユニが出会った図書館にも行ってみたんですが、学生証がないと中に入ることができないので、こちらも断念。気持ちを入れ替え「大明キャンパス」へ!

▽大明(テミョン)キャンパス
大邸でのメインはやっぱりここです!城西キャンパスとは少し雰囲気が違い、異国的で少し時代を感じるようなつくりの建物が多く正面にはドラマにも出てきた本館が。ドラマの中では生徒全員が愛国歌が流れる中、胸に手をあて国旗がおりて行くのを見ているシーンなので私も胸に手をあててみました。イナ・チャンモ・ドンウクの3人組が大学歌謡祭に出たときのステージはとても広く、ドラマの中では人でいっぱいだった階段もどこか寂しく感じました。ユニがベンチに座り本を読むシーンで使われたベンチは緑から白に塗り替えられていて、少し残念な気もしましたが、学生に「少女時代のユナが座ったベンチ」と聞くとすぐに教えてくれるくらいまだまだ有名なベンチのようでした。そんなユニの姿をイナが窓から見ながら絵を描くシーンで使われた美術室は実際にも美術室としても使われていて、ドラマと同じように真っ白の壁で窓から差し込む光が現像的な雰囲気をつくっていました。図書館の外部として使われた甘富悦(カムブヨル)館の前に立つと、傘を必死で探すイナの姿や黄色い傘を2人でさしている姿がリアルに浮かんできて、私も1回くらいはそんな経験をしたいなぁと素直に感じてしまいました。キャンパス内のいろいろなところで撮影をしたようで、1つの撮影場所を探すのにとても苦労しました。でも苦労した甲斐があって、見つけたときにはなんとも嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

日も沈んできたので急いで次のロケ地「セラヴィ」へ!フランス語で「これが人生だ」という意味の「セラヴィ」では、ドンウクがラジオのDJをしたりチャンモが歌を唄ったり時にはケンカもしたり、3人の憩いの場でもあります。入場料の5000ウォンを払えばお茶がついてくるので、お昼のゆっくりした時間をこちらですごしてみてください。営業時間は月曜から土曜の午前10時から午後6時までとなっていますので、旅行の際は時間の配分に気をつけて訪れてみた下さい。

《セラヴィ》
ビルの2階にある「セラヴィ」の入り口には日本の観光客がよく訪れるのか日本語の看板までありました!この日は営業時間が終わってしまい中まで入ることができなかったので少し残念でしたが、入口までの階段や廊下には写真や昔のポスターなどが貼ってあって、それだけども少し雰囲気を味わうことができました。

《東山病院(宣教博物館)》
100年前宣教師たちが住んでいた家で、1階には当時使われていた医療器具などが展示されています。2階の部屋でユニが入院しているシーンが撮影されました。建物の裏には教会があり、ここだけを見ていると韓国ではなく他の国にいるような、そんな雰囲気のある建物でした。

《イナの下宿》
この日はとても運がよく「チンコルモク」という昔の路地が残っているところに立ち寄ったたころ、偶然にイナの下宿を発見したんです!朝早くからの取材に少し疲れ気味だった私のテンションは一気にあがり、敷地内に飛び込みました!実際には食堂として使われているんですが、ドラマを意識してか各部屋に本でびっしりの本棚がなり、ドラマの雰囲気をイメージできるような感じになっていました。イナ役のチャン・グンソクも座った縁側で、日記を読むふりをしてみるのも楽しそうですね。ところで、食堂として使われているこの敷地を、どう思ってイナの下宿にしようと思ったのか不思議でたまりません。
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