PHOTOギャラリー紹介文 :
宗廟は朝鮮時代の歴代王と王妃の神主を祀って祭祀を行う国家最大の堂である。
王室の祭祀を執り行う所であるため、必ず国家の都に建てなければならず、その位置や形式などすべてが定められた制度に基づいて決めなければならなかった。 現在ソウルにある宗廟は1395年朝鮮の太祖が漢陽を新しい国の都と決めた後に建て、「宮廷の左にあたる東に宗廟、右側である西に社稷壇を置かなければならない」という儒教の礼法に従って景福宮の左側に定めた。今日の宗廟は文禄の役で消失され1608年に再建されたもので、建立後、祀る神主の数が増えるに従って何回か建物を増築して現在の形になった。
ヒャンデチョン(宗廟祭礼のための準備室)
香大庁は香庁と執事庁で構成されている建物である。香庁は祭祀の前日に王が宗廟祭礼に使用するために直接下賜した香・祝文・幣帛と祭祀礼物を保管する所で、執事庁は祭祀を司る執事庁たちが待機して斎戒する所だ。香大庁の二つの建物の間に南北に長い庭が作られている。香大庁の南側に望廟楼があり、その裏側に恭愍王神堂がある。縁側の前には履物を脱ぐ踏み石を長く設置し、多くの人が出入りやすくした。
チョンジョン(歴代王室の神主が祀られている所)
王殿は王と王妃の死後、宮廷で三年の喪を行った跡で、その神主を移して祀る建物で、宗廟で最も中心となる。正殿の庭に入って行く門は三ヶ所にある。南門は神門で、宗廟魂魄が出入りする門だ。東門からは祭礼の時の祭官が出入りし、西門からは楽工、踊りを踊る佾舞員が出入りする門だ。正殿には朝鮮を建国した太祖、在位中の王の4代先祖、歴代王の中で特に功徳が大きい王と王妃の神主を祀った。
ヨンニョンチョン(王室神主が祀られている別廟)
1421年(世宗3年)に定宗のの神主を正殿に祀って正殿の神室が不足すると、正殿に祭っていた神主をほかの所に移して祀るために新たに建てた別廟である。その名前は「王家の先祖と子孫がともに永く平安であるように」という意味が込めている。
正殿一体と同じく二重になっている月台の周りに垣根を設けて東・南・西の三ヶ所に門を置いた。中央の4間は太祖の4代先祖である、穆祖・翼祖・度祖・垣祖と三妃を祭っているところでほかの夾室の各6間には正殿から移してきた追尊した王と王妃の神主を祀っている。チョンサチョン(祭礼用の料理をしたところ)
典祀庁は祭礼を行う時の供え物を用意するところで普段は祭祀に使う什器を保管した。四角い庭のまわりに「ロ」形の建物が建てられ、庭に備えものを準備した石臼が残っている。1395年(太祖4年)宗廟を建てる時に一緒に造ったが、文禄の役の時に消失され1608年に再建した。正殿の東門のとなりの守僕房は宗廟を守る官員たちが使用したところであり、その前に饌幕壇と省牡位がある。典祀庁の東側には祭祀に使う井戸である祭井がある。
入場料・観覧情報
9時から18時まで(11-2月は17時半まで)
定休日 火曜日
大人(19歳から64歳)1000ウォン(20名以上8000ウォン)
子供(7歳から18歳)500ウォン(10人以上400ウォン)
地下鉄1・2・3・5線とソウルシティバスをご利用ください
宗廟は朝鮮時代の歴代王と王妃の神主を祀って祭祀を行う国家最大の堂である。
王室の祭祀を執り行う所であるため、必ず国家の都に建てなければならず、その位置や形式などすべてが定められた制度に基づいて決めなければならなかった。 現在ソウルにある宗廟は1395年朝鮮の太祖が漢陽を新しい国の都と決めた後に建て、「宮廷の左にあたる東に宗廟、右側である西に社稷壇を置かなければならない」という儒教の礼法に従って景福宮の左側に定めた。今日の宗廟は文禄の役で消失され1608年に再建されたもので、建立後、祀る神主の数が増えるに従って何回か建物を増築して現在の形になった。
ヒャンデチョン(宗廟祭礼のための準備室)
香大庁は香庁と執事庁で構成されている建物である。香庁は祭祀の前日に王が宗廟祭礼に使用するために直接下賜した香・祝文・幣帛と祭祀礼物を保管する所で、執事庁は祭祀を司る執事庁たちが待機して斎戒する所だ。香大庁の二つの建物の間に南北に長い庭が作られている。香大庁の南側に望廟楼があり、その裏側に恭愍王神堂がある。縁側の前には履物を脱ぐ踏み石を長く設置し、多くの人が出入りやすくした。
チョンジョン(歴代王室の神主が祀られている所)
王殿は王と王妃の死後、宮廷で三年の喪を行った跡で、その神主を移して祀る建物で、宗廟で最も中心となる。正殿の庭に入って行く門は三ヶ所にある。南門は神門で、宗廟魂魄が出入りする門だ。東門からは祭礼の時の祭官が出入りし、西門からは楽工、踊りを踊る佾舞員が出入りする門だ。正殿には朝鮮を建国した太祖、在位中の王の4代先祖、歴代王の中で特に功徳が大きい王と王妃の神主を祀った。
ヨンニョンチョン(王室神主が祀られている別廟)
1421年(世宗3年)に定宗のの神主を正殿に祀って正殿の神室が不足すると、正殿に祭っていた神主をほかの所に移して祀るために新たに建てた別廟である。その名前は「王家の先祖と子孫がともに永く平安であるように」という意味が込めている。
正殿一体と同じく二重になっている月台の周りに垣根を設けて東・南・西の三ヶ所に門を置いた。中央の4間は太祖の4代先祖である、穆祖・翼祖・度祖・垣祖と三妃を祭っているところでほかの夾室の各6間には正殿から移してきた追尊した王と王妃の神主を祀っている。チョンサチョン(祭礼用の料理をしたところ)
典祀庁は祭礼を行う時の供え物を用意するところで普段は祭祀に使う什器を保管した。四角い庭のまわりに「ロ」形の建物が建てられ、庭に備えものを準備した石臼が残っている。1395年(太祖4年)宗廟を建てる時に一緒に造ったが、文禄の役の時に消失され1608年に再建した。正殿の東門のとなりの守僕房は宗廟を守る官員たちが使用したところであり、その前に饌幕壇と省牡位がある。典祀庁の東側には祭祀に使う井戸である祭井がある。
入場料・観覧情報
9時から18時まで(11-2月は17時半まで)
定休日 火曜日
大人(19歳から64歳)1000ウォン(20名以上8000ウォン)
子供(7歳から18歳)500ウォン(10人以上400ウォン)
地下鉄1・2・3・5線とソウルシティバスをご利用ください
チョンジョン(歴代王室の神主が祀られている所)
典祀庁は祭礼を行う時の供え物を用意するところで普段は祭祀に使う什器を保管した。
この中では読書を楽しむ人たちが多く、びっくりしました。
ヒャンデチョン(宗廟祭礼のための準備室)
中に進んでいくと、様々な建物が見えてきます。
是非是非見てほしいです。<国宝第227号指定>
是非是非見てほしいです。<国宝第227号指定>
チョンサチョン(祭礼用の料理をしたところ)