天日塩 トンジュ塩田 - 韓国オプショナルツアー、ソウルツアー、韓国、韓国文化体験、韓国旅行、語学研修
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天日塩 トンジュ塩田

エリア  安山市 カテゴリ  観光地

京畿道安山市檀園区の大阜島に位置するトンジュ塩田は1900年代初期から生産を始め今日には100年の歴史が天日塩の伝統を引き継いでいます。トンジュ塩田は長い歴史と伝統を持ち歴史的にも高い価値を有しています。1900年代初期に開かれた塩田事務所は今は使用されてはいませんが、1900年代初期の建設様式をそのまま維持してその当時の文化に対する理解に重要な資料として使用されています。

見所ポイント
トンジュ塩田の天日塩「ケムパリ塩」
ケムパリ塩の生産方法は干潟を用いて塩をかためることができるようにさせた土版を使用することに特徴があります。ケムパリというのは砂のかけらや石のかけらのように砕かれた陶器組閣を意味する純粋な韓国語です。この陶器組閣を絞り込み合わせるように敷いてケムパリ塩ができるのです。現在の韓国の塩田のほとんど約95%)が底にビニールオンドルの床が敷かれていることを考えれば韓国はもちろん世界文化史に記録されるほどの価値ある文化遺産といえます。このような方法で天日塩を生産する所はありません。

塩作り体験
トンジュ塩田で生産される天日塩は、一般的な天日塩の国産天日塩はもちろん、フランスゲランドのような海外名品塩よりも品質がいいという研究結果も出ています。国内のほかの塩田が主にオンドルで生産する反面、トンジュ塩田は陶器タイルを強い日差しの干潟で天日塩を生産しています。美味しいだけではなく、ミネラルを豊富に含んだ塩は料理の味が一味変わります。ここでは季節限定で塩作り体験や塩田の見学も可能です。塩作り体験は塩作りのさかんな3月~10月頃まで可能です。
干潟を用いて固めた土版でつくるケムパリ塩
写真の中の茶色の岩のかけらのようなものはトンジュ塩田の灘地の上に敷かれているケムパリ塩の姿です。 灘地とは干潟を用いて塩をかためることができるようにさせた土版を意味します。
ケムパリという砂のかけら石のように砕かれた陶器組閣を意味する純粋な韓国語です。
この陶器組閣を絞り込み合わせるように敷いて
写真家たちがたずね来る美しい塩田
塩田写真家たちがよく訪ねるトンジュ塩田は塩が生産される塩田周囲のずば抜けた自然景観と親環境的 生産方式のおかげで自然政策家から発表された’生態観光20選’に選定もされました。
トンジュ塩田が位置する大阜島は美しい海と幻想的な夕焼けで有名で、天の恵みの自然の中で干潟体験、海釣りなど家族や友人と一緒に楽しい体験をして頂くことができます。
ケムパリ塩は天日塩
ケムパリ塩は天日塩です。
言葉の意味だけ見れば空が煮詰めて出した塩という意味です。
韓国は西海岸全体が大規模砂地畑を形成していて天日塩産地では天恵の条件を備えているのです。天日塩の製法が日本を通じて受け入れられましたが韓国の方式で技術を高め韓国式天日塩を生産したのは文化史に残る素晴らしいことでしょう。息をする陶器版が海水に含まれた毒を取り除いてこの世に二つとない韓国だけの有機農天日塩が誕生することになりました。
トンジュ塩田は開発都市安山市ともに歩んで
トンジュ塩田がある大阜島が、ソウルから車で1時間半ほどにある韓国初の開発都市です。
全国でも最高の都心緑地率とともに、生態系の宝庫である始華湖には25種類の鳥類が生息し、120余種の渡り鳥の到来地として脚光を浴びています。総長12.67㎞の始華防潮堤、首都圏の一日休養地の大阜島と2009年竣工予定の世界最大規模の潮力発電所、都心の中の自然生態系公園の安山葦湿地公園と音楽噴水ショーのある高さ23m、幅133メートルの全国最大規模の露積峰滝公園、美しい湖の公園、そしてレベルの高い公演が催される安山文化芸術の殿堂と35.000席規模の最新設備を備えた安山ワースタジアムがあります。
西海の風と強い太陽の日差しが生む塩
大阜島は安山市に編入されるまでは甕津郡大阜面に属していた大きな島でした。近年まで船の交通しかなく、橋がかけられ本土とつながるまでの間島独自の農作や郷土料理などが根付いていました。交通開発の目まぐるしい都市部とは違った大自然の魅力が秘められています。
21世紀国内最高の観光休養地
天恵の自然景観とよみがえった始華湖のある大阜島は『21世紀国内最高の観光休養地』です。始華防潮堤の建設により陸地となった島ではあるが、今でも島特有のロマンと叙情があちこちで見られ、格別な楽しさがあります。干潟でマテ貝・アサリなどを獲ることができ、トビハゼ・ヒラメ・スズキ・ホンベラなどの海釣りもできます。特産物は大阜ブドウが有名で、ユク島はアサリとカキ、豊島はサザエの塩辛や天然のアマドコロ茶など、さまざまな特産物を誇り、特に『アサリ入りカルククス(韓国うどん)』がおいしく有名です。
石臼で細かく挽かれた細かい粒は料理にも◎
「ケムパリ塩」は 石臼で挽くため粒子が細くどんな料理にもすぐに使用可能で天日塩で料理をする方々に人気です。 カルシウム鉄分ミネラル含有量が一般の天然塩よりはるかに高く天然塩を精製するのに適した条件が揃っています。1.西側風2.潮の干満の差が大きい海水3.日照時間および日射量4.丈夫で広い干潟。これらの条件が全て揃い、太陽熱、風など自然を利用して、海水を底流紙に流入し海水を濃縮させて作ったのがこのケムパリ塩です。こちらではこのケムパリ塩の精製課程を見学できます。いつもの料理が一味変わる、ケムパリ塩をお土産に買ってみてはいかがでしょうか。


塩は本当に健康に悪いのでしょうか?
最近、塩が健康を害するという認識が広がりつつあり塩などの飲食物を無条件で遠ざける人が現れました。世界保健機構(WHO)からは塩の一日の適当摂取量は5グラムと指定しておりこのような適当量の塩の摂取は悪性コレステロールが血管の外に出ていくよう働きむしろ体のためになるとしています。かならず必要な塩の摂取。塩分だけ高めて栄養成分が無い精製塩ではなく、塩分は高く保ちつつ私たちの体に必要なミネラルが豊富な天日塩と一緒に過ごされてはいかがでしょうか?

ケムパリ塩は世界に誇れる自然と知恵の結晶
残念なことに多くの方々がケムパリ塩の存在自体を最初から分からなかったりさらにオンドルの床塩のように白くないという理由でかえって低級塩と見なされることも。色がついている・いないは塩の本質に直接的な影響はなく、精製課程で色を取り除くことも色をつけることも可能なのです。もちろんトンジュ塩田の塩は自然の塩の色みをそのままいかしています。
開発の波にも揺れることなく塩田を守ってケムパリ塩の伝統を守ってきたトンジュ塩田こそ世界に流通する塩とは一線を画す干潟と太陽の熱、海の風と人類の知恵との結晶です。
最高級の塩は5~6月のもの
トンジュ塩田の塩の中でも、最高級のものは5月から6月にかかけて生産されたものです。これは、日照時間と深く関係があります。日照時間が長く日照りが十分に注ぎ込まれた塩は味もいいのです。一年を通して5~6月が塩づくりの環境としては最適です。
*ケムパリ塩塩度:世界最低塩も74-81間(秋の塩がもう少し高いです。最高級の塩は5,6月塩)
*ミネラル含有量:カルシウム鉄分ミネラル含有量がはるかに高い
ミネラル成分 
マグネシウム トンジュ塩田11,635mg/kgに対しゲランド産(フランス)は3,945mg/kg  
カリウム トンジュ塩田3,795mg/kgに対しゲランド産(フランス)1,469mg/kg
カルシウム トンジュ塩田1,720mg/kgに対しゲランド産(フランス)1,741mg/kg
京畿道保健環境研究所が実施した研究による。
*色:一般天日塩に比べて多少濃厚な方
*味:後味がしつこくない。
*粒子の大きさ:粒子が国内で一番小さく触れればとても小さい微粒子につぶれる。

天日塩 トンジュ塩田
住所
京畿道 安山市 檀園区 大阜東洞253番地
キョンギドアンサン市 タンウォン区 デブトンドン サン 253番地
電話番号
010-5441-6829
運営時間
塩作り体験
3月~10月頃まで
塩作りは日照りが強く日照時間が長い季節に適しているため、塩作り体験は上記の期間内で行われます。

塩田の見学
塩作りの準備が始まる2月頃から可能です。
日本語
不可
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