2012古宮ミュージカル「天上時計」 - 韓国オプショナルツアー、ソウルツアー、韓国、韓国文化体験、韓国旅行、語学研修
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2012古宮ミュージカル「天上時計」

エリア  慶熙宮(キョンヒグン) カテゴリ  公演チケット

慶熙宮(キョンヒグン)崇政殿(スンジョンジョン)を背景に多彩な伝統芸術で、世界最高の科学者「ジャン・ヨンシル」の人生をミュージカルで表現する古宮ミュージカル「天上時計」!当時の歴史的な人物を登場させ臨場感を付与しながらチャン・ヨンシルと恋人イェソンとの切ない愛の話を追加して劇的おもしろさを加えた作品です。舞台の上では華麗な宮中舞踊と民俗舞踊が現代的なミュージカルと調合され1つになり、12パート25人の大合唱が作り出す巨大なスケールは見どころ満載です。

見所ポイント
「天上時計」見に行ってきました!
肌寒い風が吹く秋の夜。韓国の文化遺産「慶熙宮(キョンヒグン)崇政殿(スンジョンジョン)」で古宮ミュージカル「天井時計」が公演されていると聞き、友達と一緒に行ってきました。ステージである崇政殿(スンジョンジョン)に行く前に崇政門(スンジョンムン)という門をくぐるのですが、星空の下崇政門がいろんな色でライトアップされていて、その神秘的な美しさにその場所にずっと留まっていたいと感じました。
慶熙宮を生かしたステージ
でも本番は崇政門をくぐった中!チケット売り場でチケットを受け取りドキドキしながら門をくぐりました。席には毛布が1つずつ準備されていて、少し肌寒いと感じていたので毛布にくるまり公演のスタートを待ちました。舞台は実際に慶熙宮の歴史的な奥ゆかしさを生かした舞台で木々たちと一緒にライトアップされた慶熙宮も、なんとも言えない美しさでした。
出演者たちとのふれあい
公演が始まる前には俳優たちが客席に下りてきて一緒に話をしてくれたり写真を撮ってくれたりします。私は気づくのが遅く、気づいたときには俳優たちは続々ステージの上へ,,,残念!俳優たちが舞台へ上がりとても期待感が膨らむ中「天上時計」が本格的にスタートしました。
愛する人イェソンとの別れ
世宗大王が登場し優秀な人材を探すように命令を下す場面。スタートからの世宗大王の歌声だけでもその威厳がそのまま伝わってきたのに、それに負けない大合唱にはとても圧倒されました。主人公であるチャン・ヨンシルとヨンシルの愛する人イェソンは誰が見ても両思いの2人。そんなとき、ヨンシルが宮中に入ることになり、愛するイェソンと別れのシーンでは、2人の切ない歌声が会場に響き渡りました。歌詞の内容がとても切なく、そんな歌を歌いながら2人が手を伸ばし見つめるその先には輝く1つの星。実際に星なんてないのについつい目で追ってしまうほど、このときにはすでにミュージカルにのめり込んでしまっていました。
世宗大王との出会いとチャハとの友情
いつも星を見上げていたヨンシルはある日、普通のおじさんに変装した世宗大王に出会い、おもしろい話をするやつだと世宗大王の目にとまります。ヨンシルの聡明さを知った世宗大王は彼を中国に送って新しい文物と科学技術を習得しろと命令します。空を通して時間の流れを知りたいと思っていたヨンシルは中国の明の王族チュハに出会います。チュハはお酒好きで酔っ払いのチュハと空を見ながら夢を語るヨンシルの話のやりとりがとてもおもしろく、ついつい声にだして笑ってしまいました。チュハの歌声は男らしく力強い歌声で、チュハが歌い終えると会場からは拍手と歓声が!私も寒いのを忘れ熱狂的な拍手を送りました。この日からヨンシルとチュハは意気投合し国家と身分を越えて友情を築いていきます。
2度目の別れ。。
そんな中、中国「明」の使臣が朝鮮を訪問することになりお祝いの公演が開かれます。ここでは俳優たちが韓国の伝統衣装を身にまとい伝統舞踊を踊ります。韓国の伝統衣装の色使いや伝統舞踊の美しさなど感じることができ、ミュージカルの中ですが貴重な体験をできたと思いました。その芸妓たちの中には踊りと歌が上手だったために芸妓となったイェソンが登場し、ヨンシルとの久々の再開。しかしヨンシルは高い地位の人間になっていて、イェソンは庶民。2度目の悲しい別れのシーンです。ここでは、最初の別れのシーンと同じ歌が歌われるんですが、より一層悲しみが増し切なく、なんとも言えない気持ちで胸がいっぱいになってしまいました。しかしヨンシルはイェソンを胸に抱き1日1日朝鮮の科学と武器発展のために努力をしていきます。
そしてエンディング。。
その後チュハとの再開を果たしたヨンシルですが、ヨンシルの地位が高くなるほど周りから妬まれ嫉妬され、ついには命まで狙われるヨンシル。ここではヨンシルとチュハとの友情の駆け引きが見られ、「天上時計」の中でも重要なシーンとなっています。日時計,水時計,測雨器など多くの発明品を作り出したヨンシル。ハッピーエンドで終わってほしかったんですが、ヨンシルの息苦しさが伝わるエンディングとなりました


公演終了後も治まらない興奮!
カーテンコールでは出演者全員が再登場し最後を大合唱でしめくくります。私の目の前で手を振りながら退場して行く俳優たちに、私も興奮しておもいっきり手をふりかえしてしまいました。私は最後に近くで顔を見れたので大満足だったんですが、他の観客たちは回りにいるスタッフの方たちに「公演後の写真撮影はないのか」と質問攻めをしていました!人生で初めての古宮ミュージカル。しかも野外ということで公演が終わったあともその余韻にひたりっぱなしでした。
アドバイスを1つ!
公演は全て韓国語+昔の話し方になるので全てを理解するのは難しいかと思いますが、映像と一緒になった背景や俳優たちの顔をみるだけでも、十分に理解のできる内容になっていると思います。100分の間じっと座って公演を鑑賞するには秋の夜は肌寒かったので、公演を見に行かれる方は暖かい服装で見に行かれるほうがよろしいと思います。「天上時計」と一緒に秋の夜の魅力的な古宮ミュージカルの雰囲気を味わってみてください。
2012古宮ミュージカル「天上時計」
住所
서울특별시 종로구 신문로2가 1-126
ソウル特別市 鐘路区 新門路2街 1-126
電話番号
02-724-0274~6
運営時間
2012年9月5日~10月1日 午後8時(100分)
(9月10日、17日、24日は休演)
日本語
不可
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